センター大学 国際文化学科4年 岡田魁翔 <3号 2023年1~2月>

はじめに

センター大学では12月の冬休みが終わると3月の春休みまで長期休暇はなく、センタータームとスプリングタームの間が1週間、春休みが9日間と、休みのない日が続いています。本定期報告では、スプリングタームの中間試験までをまとめたいと思います。

履修している授業について

第1号で述べている通り、センター大学ではほとんどの科目が3単位で、学期で12単位の履修が必要になります。山口県立大学の時間割とは大きく異なり、月水金は60分授業、火木は90分で、どちらも1週間あたり3時間の授業になります。各科目には科目名と科目コードのようなものがついており、科目コードは科目の種類を表す3つのアルファベットと、そのレベルを表す3桁の数字がついており、数字が大きいほど難しい授業ということになります。

月水金

9:10 - 10:10

FRE110 Intro French Lang. & culture - I (4単位)

(火 8:30 - 9:30を含む))

フランス語の授業です。言語と文化を科目名に持っていますが、基本的に言語学習を通じて文化を知っていくことになるので、テストや課題の内容はフランス語についてです。言語の授業は他の講義と違って他の学生と平等なスタートを切れるため、とてもやりがいがあります。英語と似た単語が多く出てくるため、単語の暗記は難しくないですが、その代わりかなり多くの語彙を短い期間で覚える必要があります。特にフランス語には男性名詞、女性名詞、そして単複の区別があり、形容詞、副詞、冠詞でさえ修飾する名詞によって変化し、さらに動詞は1人称、2人称、3人称そして単複に応じて6種類の変化を持っています。授業を通じて、フランス語は日本語より英語で学ぶほうが理解しやすいと感じました。英語圏で授業を受けるからこその利点だと思います。

11:30 - 12:30

ENG170 Topics in Writing (3単位)

英作文の授業です。当然ですが、たくさん英作文を書きます。手書きではなく、ワードを使って作文しますが、作文が主な課題で、授業ではその文章をどうやってよりよくしていくかを学びます。文をよりよく見せるための方法を学びますが、特に同じ内容の重複が無いように減らしていき、短い文字数で多くの情報を伝えることになります。各文も短くすることで読みやすくしていく必要があります。そのため、授業が進むほど課題の4ページが重たく感じます。留学生は英語を理論的に学習しているため、英語学的な部分、特に品詞に関する問題などは簡単に感じます。卒業論文を英語で書く場合には、この講義はとても有意義なものになると思います。

7:00 - 8:00

MUS183 College Choir(月、水曜のみ、1単位)

合唱の科目です。夜の授業なのでサークルのような感覚です。音楽の実技授業は共通して1単位で、最後に学内で発表があります。クラスに上手な学生が何人かいて、その人の音を聞いて歌えるので初心者でも参加しやすいです。履修者の割合はだいたい2:8くらいで男声パートがとても少ないです。学期ごとに男女比は変わると思いますが、男声パートが少なくてもテナーとバスに分けるので、各パート3,4人になることもあります。

火木

9:40 - 11:10

IST110-b International Studies(3単位)

この授業では、グローバル化や、貧困な国々、人種や性別の平等について学びます。110の科目なので基礎的な科目ですが、とにかくリーディングが多く、課題はとても多いです。同じIST110でも教授によって課題の量や試験の内容が変わってくるので、興味がある場合は経験者から話を聞いてから選択するとよいと思います。講義の中では、グループディスカッションを多めに行い、互いの考えをクラス全体で共有していきます。

7:00 - 8:00

MUS183 College Choir(月、水曜のみ、1単位)

合唱の科目です。夜の授業なのでサークルのような感覚です。音楽の実技授業は共通して1単位で、最後に学内で発表があります。クラスに上手な学生が何人かいて、その人の音を聞いて歌えるので初心者でも参加しやすいです。履修者の割合はだいたい2:8くらいで男声パートがとても少ないです。学期ごとに男女比は変わると思いますが、男声パートが少なくてもテナーとバスに分けるので、各パート3,4人になることもあります。

7:30―9:00

MUS191 Centre Symphony Orchestra(火、木曜のみ、1単位)

秋学期から継続で続けているオーケストラの講義です。秋学期と同じで打楽器を担当していますが、決定的に違うことがあって、前回一緒に受講していた打楽器奏者2人が履修しておらず、今学期は打楽器担当が僕一人でした。そのため、指示が聞き取れなかった時に質問することが少し難しくなりました。オーケストラのメンバーはみんな仲が良く、練習の後などには気軽に話すことができます。

最後に

最後の学期になりました。楽しいこともある一方でつらいこともあります。気分転換もできるよう、毎週バドミントンをしたり、楽器を触ったり、趣味に費やす時間を大切にしています。日本にいるときは経験したことのない挫折もありますが、これもまた留学して成長できたことだと感じています。残りは短くなってきましたが、最後まで時間を無駄にせず大事にしていきたいです。

筋トレの様子
気分転換に筋トレをしてみました。
学内にジムがあって、誰でも使うことができます。